フィルタ

初夏のさわやかな毎日が続いています。運動場からは,元気に遊ぶ子どもたちの声が響いてきます。さて,下の写真は,2年生の学級目標の掲示物です。これは,4月に子どもたちが考えを出し合いながら,今年はこんな学級にしようと,決めたものです。言わば子どもたちの決意表明です。ところが,4月下旬からの1か月間休校が続いたため,先日の再開時にもう一度この学級目標に向かって進もうと,子どもたちと確認しました。目標を意識して日々過ごすことは,大切なことですね。

日本は,緊急事態宣言を全国的に解除し,感染予防を図りながら経済活動を進めていく方向に舵を切りました。学校においては,感染予防を図りながら教育活動を進めていく必要があります。感染リスクがゼロでない以上,一抹の不安はありますが,学校生活のあらゆる部分に細心の注意を払い,安全な教育環境づくりを進めてまいります。下の写真は,6年生の体育の様子。運動場に集まって先生の説明を聞くときにも,人との間隔を十分にとっています。また,担任は適宜,学校生活での配慮事項についての指導を行っています。

本日,火災を想定した避難訓練を行いました。本来は,4月に予定していましたが,臨時休校となったため,休校が明けて本日の実施となりました。一番の目的は,新しい教室からの避難経路を覚えること。そして,合い言葉「お・は・し・も」(おさない,はしらない,しゃべらない。もどらない)です。子どもたちは,みんな真剣な表情で避難訓練に臨んでいました。

本校では,今,ツバメの巣作りが盛んです。先日,あるテレビ番組で「ツバメはなぜ人家の軒先に巣を作るのか」ということについて扱っていました。答えは,「人家の軒先なら,カラスやヘビなど,ツバメを狙う天敵が人を恐れて近付かないので,ツバメにとっては安全だから」ということでした。また,日本人は古くから,ツバメが巣作りをするとその家に幸福をもたらすとして,ツバメを大切にしてきたことも関係あるそうです。ツバメにとっては,人の姿が見える人家をあえて選んでおり,逆に人が住んでいない空き家には巣を作らないそうです。そうしてみると,本校は,人の姿がたくさん確認でき,ツバメにとってはとても安心できる場所なのでしょう。今週から,学校もいよいよ本格稼働します。本校にも,ツバメのさっそうと空を舞う姿とともに,幸福をもたらしてほしいと思います。

新型コロナ感染症予防対策として,昨日(21日)の学校再開日より,放課後に児童用の机,いすなどの消毒に取り組むことにしました。コロナ対策に万全はありませんが,学校としてできうる限りの対策に取り組み,感染予防に努めていきます。