自然とのかかわりで豊かな心を 5月25日

和気は自然が豊かな町です。県外からの移住者の方も、和気を選んだ理由のひとつに、自然が豊であることを挙げられていました。そんな環境で育つ本校の子どもたちも、自然にはとても親しみをもっているようです。教室で魚などの生き物を飼っている学級が多いですが、その生き物も子どもたちが自分でつかまえて学校へ持ち込んできたものがほとんどです。毎日、興味深げに観察し、卵からかえったり、さなぎから出てきたり、と生き物の成長の変化を驚きと喜びをもってとらえています。生き物に触れ、世話をすることを通して、生き物を愛護する心や豊かな情操を育てることにつながります。昨年度のことですが、ある学級で飼っていたイモリが死んでしまいました。そのイモリには、名前も付けられていて、とてもかわいがられていました。その学級では、中庭の隅にイモリの墓を作り、大切に葬りました。今年度になり、イモリの死後、半年以上経過しましたが、そのときの子どもたちは、今でも毎朝登校したらイモリのお墓参りをしてから、教室に入って行きます。